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愛知淑徳大学人間情報学部〜新たなメディアの絵本キャラバンワークショップ〜

〒480-1197 愛知県長久手市片平二丁目9

新たなメディア の絵本キャラバンCONCEPT

新たなメディアを用いた絵本の可能性を学生たちが探究

人間情報学部の菅野プロジェクトと佐藤プロジェクトがコラボレーションし、2014年度から「新たなメディアの絵本」に関する研究に取り組んでいます。それぞれの教員が専門としているのは、デジタル・アーカイブと、幼児教育や教育工学。学生が提案する絵本の多彩な魅力が体感できるワークショップ「絵本キャラバン」を順次実施しました。


自分だけの「ものづくり」に終わらないための取り組み

本実践は、学生がものづくりを行うプロジェクト型学習を、他者と協調しながら気づきや発見を伴う、よりアクティブなものへ移行できるよう研究の一環で行いました。

具体的には、学生が制作した絵本を用いた活動を行うワークショップ「絵本キャラバン」を実践するプロジェクト型学習をデザインし、その効果を評価することを目的としています。

本プロジェクト型学習において学生は、最終的に自分達が制作した絵本を用いたワークショップを実践し、参加者の反応や様子をデータとして習得しています。そのため、「絵本を制作する」ことをゴールとする活動とは異なり、より能動的な学修となることを仮説とし実践しました。近年、「学習者が目標設定をしてその達成のためのプランをもち、プランの各段階における自己の状態をモニタリングして学習行動をコントロールし、評価する過程」としてアクティブ・ラーニングが注目されています。ワークショップにおいて子ども達に絵本を読んでもらうということを想定すること、実践を行うメンバーとの情報共有や実践計画をともにたてていくことなどの活動が、このようなアクティブ・ラーニングにつながるものと考えます。


スケジュール(下記の活動をデザインしました)

4月
絵本キャラバンメンバーの顔合わせ・各自の問題意識の共有
5月
各自制作物のテーマ検討・制作開始
6月
過去(先輩)の制作物の引き継ぎ
7月
オープンキャンパスにおいて高校生に向けてワークショップ実践
8月
ワークショップ研究者(東京大学・安斎勇樹先生)を招いての勉強会
9月
メンバーにおける制作物の中間発表・絵本キャラバンワークショップ実践の場(図書館)下見
10月
図書館担当者との打ち合わせ開始
11月
各自の制作物の実践方法の検討
12月
メンバー全員としてのワークショップ実践のテーマの検討
1月
ワークショップ実践のレイアウトや飾り付け、タイムスケジュールや司会進行、アンケート等の準備
2月
絵本キャラバンワークショップ実践
3月
アンケートや観察ビデオデータの整理
絵本の読み聞かせ研究者(京都大学・佐藤鮎美先生)を招いての勉強会

バナースペース

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